『鳥のうたがきこえる』終了しました。

8月23日と30日に行われました朗読会へお越しくださった皆様、ありがとうございました。23日のコントラバスのコンサートでは、言葉通りのお祭り騒ぎがあったのですが、演奏中はぴたりと静かになり安心して音色に耳を傾ける事ができました。
今回は地下の会場で、周りの壁も黒くしっかりとした暗闇の中で行いましたが、あれほどの景色の中で朗読すると、(お客さんにも雰囲気がよかったとおっしゃって頂けましたが)私もなんだか時空のよくわからない場所へ行ったみたいな気持ちになって、いつも以上に何かから解き放たれて言葉を口にすることができました。




詩人でありフランス文学者の清水茂先生と奥様に、嬉しいことを言って頂きました。朗読家冥利につきますし、あの嬉しそうなお顔とやわらかい掌は忘れる事が出来ません。
遠藤さんは久しぶりの再会でしたが、緊張をほぐしてくださる気安さと頼りがいのある音色は変わらずで、夢のような共演をさせて頂きありがたいです。伴奏楽器であるコントラバスがメロディを奏でるのは「象がタップダンスを踏むようなものだ」と足立さんが例えてくれて、遠藤さんを思い出すたびにタップを踏んでいる象のイメージも併せて浮かんでくるようになってしまいました。そんな、大きな存在でした。
そしてギャラリートモスの横島さん、まるでみんなのおかあさんのような寛大な包容力で、安心して思った事を素直に口にして、やりたいようにやらせて頂きました。ありがとうございました。

それからそれから足立さん。
コンサートの日に、日本橋の夜空を見上げてコーヒーをのみつつ、おしゃべりしました。いつかも、同じ場所でお話をしたことがありました。
何をどう、とはっきり言えるわけではないのですが居心地のよさと企画の進行具合のよさをいつも感じている旨を話しましたら、人間の「息」が合う、合わないの説明をしてくださいました。呼吸とか、波長という言い方もあると思いますが、「息」というのがぴったりだなぁと、そのときに思いました。
またいつか、ご一緒させていただきたいと思います。


 コントラヴァスと、足立さんの作品の「枝文字」と。



上記2枚はいずれも足立さん。佇まいもとてもきれいでした。