来週です

お母さんがちょうのマザア・グウスは
きれいな青い空の上に住んでいて、
大きな美しいがちょうの背中にのってその空を翔けったり、
月の世界の人たちのつい近くを
ひょうひょうと雪のようにあかるくとんでいるのだそうです。

マザア・グウスのおばあさんがそのがちょうの白い羽根をむしると、
その羽根がやはり雪のようにひらひらと、地の上に舞うてきて、
おちる、すぐにその一つ一つが白い紙になって、
その紙には子供たちのなによりよろこぶ子供のお唄が書いてあるので、
イギリスの子供たちのお母さんがたはこれを
子供たちにいつも読んできかしてくだすったのだそうです。
いまでもそうだろうと思います。

それでそのお話をお母さんからうかがったり、
そのお唄を夢のようにうたっていただいたりするイギリスの子供たちは、
どんなにあの金の卵をうむがちょうや、
マザア・グウスのおばあさんをしたわしく思うかわかりません。

ですが、ほんとうをいえば、そのマザア・グウスはやはり
わたくしたちと同じこの世界に住んでいた人でした。
べつにお月さまのお隣の空にいた人ではありません。
子供がすきな、そうして、ちょうどあのがちょうが
金の卵でもうむように、ぼっとりぼっとりと
この御本の中にあるような美しい子供のお唄を子供たちの間に
おとしてゆかれたのでした。

 ー北原白秋訳「まざあ・ぐうす」はしがきより一部抜粋ー



オルゴールのイベントでは、いつもこの文章から始めます。子供にお唄を読んであげるお母さんの気持ちもわかるし、少しだけ、自分も子供の心に戻れるような、そんな気がします。


2013年6月30日(日)
11:00~ / 14:00~ / 18:00~(所要時間1.5H ) 
朗読とオルゴールのパフォーマンス
楽譜に穴あけ、音づくりのワークショップ
焼きたてのクラフティとお茶

【定員】 各回10名様
【ご参加代】¥2,000-
【場所】un pur..{アンピュール}.
東京都台東区浅草橋4-5-4 斉丸浅草橋ビル4F
【要予約】okayasukeiko@gmail.com
お名前/ご希望の時間/ご人数をお知らせください

http://okayasukeiko.chicappa.jp/blog/?eid=27