朗読の流れる時間―足立涼子展「ワルツ」に寄せて―

<概要>
と き:2010年6月13日(日)午後2時〜6時 
ところ:ポラリス☆ジ・アートステージ 鎌倉市台1752-10
展覧会:足立涼子展「ワルツ」2010年5月8日〜6月20日
読み物:牧野富太郎『牧野新日本植物図鑑』より数編 




2010年6月にブックアーティスト足立涼子さんの展覧会が、北鎌倉にある緑豊かな林の中にあるギャラリーポラリス☆ジ・アートステージにて開催され、併せて「朗読の流れる時間」イベントを企画開催しました。



<動きながら朗読する>
ギャラリーは、メイン展示室の三方の壁が硝子で出来ています。植物をモチーフに作られている足立涼子さんのアートブックが部屋の中央に吊られ、外の美しい緑の風景と溶け合います。朗読家は植物学者牧野富太郎の『牧野新日本植物図鑑』より、作品のモチーフとなった植物(てっぽうゆり、のげし他)の項を抜粋し朗読します。



「朗読の流れる時間」は、お客様のご来場や陽の入り具合に併せて、会場内を朗読家が自由に動きながら朗読をするイベントです。通常の朗読会のように時間や場所を限定することがありません。

作家が作品の開示を行っているスペースにも朗読家が現れ、朗読が始まります。あるいはスペースの外で微かに聞こえるように朗読し、作家の声と朗読が重なります。時には階段に腰を下ろし読んだり、屋外に出て読んだり、作品に隠れて読んだりします。 



<来場者が自由な朗読会>
お客様は、展示作品と朗読を同時に自分のペースで楽しむことが出来たり、朗読家の歩みを追う事で展示作品に対しても動きを伴って観覧することが出来ます。
また、通常の朗読会とは異なり、個室でじっと聞いていなくてはいけない緊張感から解放されて「見ること/聴くこと」の自由度が高いイベントとなりました。



※ご協力:ポラリス☆ジ・アートステージ様足立涼子様